「女性を落とす」コミュニケーションの考察

今回は「女性との恋愛コミュニケーション」から
さらに視点を上げて、大きな意味での

”対人コミュニケーションの大原則”を、

男女の親密な恋愛関係構築を

「どのような考え方で取り組めば可能になるのか？」

という視点から考察していきます。

『愛情と嫉妬心』その数値のバランスで計る

『人間の心理は繊細かつ奥深く、そして複雑である』

これが私が他人とのコミュニケーションをとる時の
基本的なマインドとして常に意識していることです。

例えば、

「その女性を愛する」

という１つの心理を分解してみても、
その女性を愛しているからこそ強烈な嫉妬心が生まれ、

「他の男性と仲良くして欲しくない」

という妬みの感情が生まれてきて、
それは時に怒りや憎悪の感情を作り出したりします。

他には、その女性を愛しているからこそ、
今までその女性が属していたコミュニティから脱却させて

「自分だけのモノとして、その女性独占したい」

という所有欲求が生まれたりもするのです。

（特にコミュニティの中に他の男性が絡んでいる場合）

そして、間接的に生み出される心理を考えても

「愛している女性に男として認められたい」

という自己承認欲求から、

いつも以上にオシャレに気をつかったり、
いつも以上に精力的に仕事に取り組む向上心が、
育まれたりすることもあるかと思います。

このように、ただ「その女性を愛する」という
言葉にすると、凄く単純に聞こえる１つの心理でも

実は、その心理はとても繊細であり、奥深く、

『絶妙な配合数値で複合的に組み合わされた心理』

で、あるということを、
あなたにも理解して頂けるかと思うのです。

そして、さらに『人間の心理を難解』にしてしまうポイントとして

”この世の中に誰一人として同じ人間が存在していない”

ということも、さらに人間の心理を見抜いていくことを
非常に難しいことにしてしまう原因の１つなわけです。

例えば、

「愛情と嫉妬心のバランス」

という観点から考察してみても、

その女性の相手の全てを受け入れる

慈愛の気持ちが強いのか？

それとも、

その女性を俺のモノとして独占したいという

自我の気持ちが強いのか？

などの配合数値のバランスは、

１人１人の人格やアイデンティティ。

今までの人生経験によって全く異なったものになるかと思います。

で、少し余談なのですが、

この「愛情と嫉妬心のバランス」という心理で、
男女の恋愛で必ず生まれてくる問題が

「どこからが浮気なのか？」

という線引きであったりするのです。

そしてこの「どこからが浮気なのか？」という線引きも

やはり、「愛情と嫉妬心のバランス」に対する捉え方で、
かなりの個人差が生まれる問題なわけですね。

「○○するだけでモテます」は事実なのか？

誰一人として同じ人格や人生経験を持った人間が居ない以上
万人全ての人間と良好なコミュニケーションをとることは、

実際問題かなり難しいわけです。

そう。私が現在運営しているこのブログは、

『女性と親密な関係を築くためのコミュニケーション』

という観点から、男女のコミュニケーションの本質を
円滑かつ良好なものにしていくことを
一番の目的として作成していたりします。

ですので、「万人に対しての良好なコミュニケーション」よりは、
まだ、その定義としては絞られた男性だけに向けた
コミュニケーションをお伝えしているのです。

それでも、

「対女性に対するコミュニケーション」

と、その属性を絞り込んだとしても、

やはり、その本質は

『人間の心理は繊細かつ奥深くそして複雑である』

という一言に要約されているので

難しいことは事実なわけですね。

…

では、おそらくこの辺りで

あなたはこう気になっているのではないでしょうか？

「古川さん。人間の心理は複雑なので、やはり０から女性と
良好なコミュニケーションをとることは不可能ですか？」

という不安ですね。

そうですね。

正直な話、ここまででお伝えしてきたように

『人間の心理は繊細かつ奥深くそして複雑である』

ことは、何となくあなたも感じとって頂けたかと思います。

だから、巷の恋愛カウンセラーが提唱しているように、

「○○するだけで女性に激モテします」

ということは、

私はまずあり得ないかと思っています。

しかし、

「０から女性と濃厚なコミュニケーションを
とることは不可能なのか？」

と言われれば、

私は全くそうは思っていません。

それは、あなたが女性とコミュニケーションをとる
”視点を変える”ことができれば、
女性との濃密なコミュニケーションをとることは

「普通に可能だ」と思っています。

対人コミュニケーションの極意

で、私は対人コミュニケーションの極意を、

『相手はそれをどう感じるだろう？』

という視点から出発することだと強く信じています。

そして、この考え方を女性との恋愛コミュニケーションに絞ると

『女性はそれをどう感じるだろう？』から、
全ての関係構築をスタートさせることが

”恋愛コミュニケーションの極意だ”

と強く思っているわけです。

…

「古川さん。それは、相手の女性が何を考えているかを
分析しながら会話を展開していくということですかね？」

ええ。

それは、もちろんそうなのですが、、

会話だけでなく、

「全てにおいてです」

・服装や髪形の選び方

・会話の内容や話し方

・女性と接せる時の態度や姿勢

・かもしだす雰囲気やボディランゲージ

・デートのプランや場所、

・セックスに誘う言葉やタイミング、

その全てにおいて、常に、

『女性はそれをどう感じるだろう？』

という視点から取り組むことを意味しています。

逆から言えば、私は、
対女性とのコミュニケーション全てにおいて

「それに対して俺がどう思っている」

や

「それを俺はこうしたいんだ」

という観点から
女性とのコミュニケーションをとることは
現在では、まずありません。

何故ならば、「俺」が良かれと思っていることが、

”必ずしもその女性のニーズに
マッチしているわけではないからですね。”

「俺」が良かれと思ってしている服装や髪形。

「俺」が良かれと思って立てたデートプラン。

「俺」が良かれと思ってセックスに誘う言葉たち。

etc…

このような「独りよがり」な『俺はこう思う』
という思想や行動を女性に押し付けて、

今までに、

一体、どれほどの苦悩と嘲笑いを受け
一体、何十人の女性に拒絶されたか分からないのです。

…

ですので、やはり、それが女性であれ、
会社の上司であれ、友人であれ、後輩であれ、

『人間の心理は繊細かつ奥深くそして複雑である』

そして

『この世の中に誰一人として同じ人間が存在していない』

と考えることができるわけです。

だからこそ、対人コミュニケーションの神髄は、
「俺」から始まる独りよがりな関係構築ではなく

『相手はそれをどう感じるだろう？』

という視点で取り組むことがベストではないかと思っています。

『相手はそれをどう感じるだろう？』

という視点で対人コミュニケーションに取り組むと、

相手は、あなたのことを

「この人は私のことを理解しようとしてくれているんだ」

というコミュニケーション力の高い人物として映り、

『自分の事を理解しようとしてくれる人を好きになってしまう』

という、古代から脈々と継承されている
人間の本質的な心理が生まれるのです。

結果、相手から深く必要とされる人物として評価され、

「あなたはとても素晴らしい男ですね」

という最高の賛辞を受けることになる傾向があります。

もちろん、女性との恋愛コミュニケーションに
その属性を絞って考えても

「この人は私のことを理解しようとしてくれている」

「あなたはコミュニケーション力の高い素晴らしい男ですね」

という評価を女性から頂けることが

”いかに親密な恋愛構築に多大な貢献をするか”

は、あなたも想像に難しくないと思うのです。

…

『相手はそれをどう感じるだろう？』

これは凄くシンプルに見えて、
非常に奥が深い概念ですので、

「今日１日意識すれば習得できる」

というような簡単なものではないとは思います。

ただ、試しに、あなたも今日１日、
会社で接する人間やプライベートで関わる人間を

「俺はこう思う」という視点で見ることを一旦辞めてみて

『相手はそれをどう感じるだろう？』という視点で観察してみて下さい。

「実は○○さんってこんな人なのではないだろうか？」

という、今までとは全く異なった
その人の人間性や性格、良い所や悪い所を
発見することになるかと思います。

この

『人間の心理や感情を的確に分析する洞察力』

が、

狙った女性を落としにかかる時に

”強烈過ぎる武器”

になることは間違いないと思うのです。

だから、是非、あなたも

『相手はそれをどう感じるだろう？』

という視点で人間を観察するエクササイズに
取り組んでみて下さい。

「エクササイズの実践報告を楽しみにしています」

最後まで読んで頂きありがとうございました。

古川

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