チンピラ美容師と高飛車女

先日、美容師を殺してやろうかと思いました。

私は所定の美容室が決まっていないので

いつも「髪を切りたいな」と思うと
適当にその辺の美容室に行く癖があります。

で

その日も近所の美容室に適当に訪れたわけです。

入口のドアを開けるとカランコロンと音がして
中に入ってみると、全身に龍と虎が彫り込まれている
和柄の服を着た２人の美容師の姿が見えました。

そして、何故か思いっきり

「ガンを飛ばされました。。」

そう。

笑顔の欠片もなく２人の美容師が

「何？なんか用？」という顔をして

私のことを睨んでいるわけです。

ここで既に

「ミスった。帰りてー」

とも思いましたし、
とにかく私もイラッとしたので、一瞬、

２人共に、正拳突きを左ボディに１発づつ
ぶち込んでやろうかとも思いました。

が

私も、もういい大人です。

こんな所で暴れて喧嘩をして警察に逮捕されるのは
流石に避けたいなと躊躇しましたので、

とりあえずニコッと笑って

「あのー髪の毛を切りたいんですけど」

と和柄服姿のチンピラおじさんAに伝えました。

すると、その和柄服姿のチンピラおじさんAは

「短くするの？シェービングは？」

と無表情でボソッと聞いてくるのです。

私は

「髪を軽くするだけで良いです。シェービングはいらないです」

と答えました。

ここですかさず和柄服姿のチンピラおじさんBが

「はい。こっちに来て！」

と手招きをしてくるので私は素直に従いました。

…

髪を切ってくれる担当者はチンピラおじさんAのようです。

このチンピラおじさんAは終始、
無表情の殺気立った表情のまま
バチバチ私の髪をカットしています。

私は「髪を軽くするだけでいい」と伝えたはずなのに
何故かスポーツ刈りレベルで短くカットしています。。

（妙にカットが速かったので何も言う暇がありませんでした・・）

そして、ものの７分程度でカットが終わったらしく、

「はい。終わりました。洗面台に頭だして。」

と言われたので、

私が言われるがまま頭を差し出すと、

グイッと私の頭を掴んで、温水の水がジャブジャブ流れる
シャワーの中に私の頭を突っ込んでゴシゴシこすっているわけです。

まるで、

拷問されている気分でした。

「はい。これで顔拭いて。」

と突き出されるタオル。

…

流石にいつもは仏と言われている私も

我慢の限界でした。

完全に冷静さを失って、

「・・こいつ殺す」

と久しぶりに感じたわけです。

とりあえず目の前に、散らかった髪の毛を
掃除するための長めのホウキを発見したので、

これでチンピラおじさんAの頭を
カチ割る戦略を一瞬で思いつきました。

そして、

「よし！ヤルぞ」と決意をしたその瞬間。

ふと鏡越しにチンピラおじさんAをよく見てみると、

ズボンの左のポケットから、

可愛いミッキーマウスのストラップが見えていました。

ここで私は笑いがこみ上げてきて
プッと吹き出しそうになったおかげで
冷静さを取り戻したので、

殺意をふっと消して、笑顔で

「そのミッキーのストラップ可愛いですね」

とチンピラおじさんAに伝えました。

すると、

チンピラおじさんが何故か、

始めてニコッとした笑顔になり、

「７歳の娘がくれたプレゼントなんですよ。
・・僕、無愛想なんですみません。。」

と謝罪までしてくれたのです。

私もすかさず、

「娘さんが居るんですね。あまりに怖かったので
暴力団の人なのかなと思いましたよ」

と彼に伝えると、

「・・そんなわけないじゃないんですか」

と苦笑いを浮かべていました。

で、

何故かそこから、娘さんが可愛いという話から
よく娘を連れてグルメ旅行をする事が好きなんです。
という話が始まって、

チンピラおじさんAはとても楽しそうに笑顔で、
iPhoneで撮った写真を見せながら、

美容師業務そっちのけで

「このラーメン屋のチャーシューが最高に美味しいですよ。
是非、カヲルさんも食べに行って下さいよ」

と何店舗も美味しいお店を紹介してくれて、

そして何枚もの無料券やクーポン券を
彼は私にプレゼントしてくれました。

が、

私がチンピラおじさんAに髪を切ってもらう事は
二度とないと思います

…

威圧的な人間の心理の弱点

私は、何故かスポーツマンレベルに
短くカットされた髪の毛に少し落胆しながらも、

自宅に自転車で帰る道中に

「興味深い人間心理に気付きました」

そう。

今回のこのチンピラおじさんAとのセッションが

”ツンツンした高飛車系の女性を落とす
プロセスに非常によく似ているな”

と感じたわけなんです。

今回出会った和柄服姿のチンピラおじさんAも
そうなのですが、

世の中には

「他人に対して、やや高圧的な態度を示す
人種が存在していますね」

チンピラ、ヤンキー、不良、高飛車系の女、etc…

そして、他人を威嚇して「怖がらせよう」とするのが
彼や彼女達の特徴なだと言えます。

そんな彼らの中で、あなたは、

本当の極悪人はどのくらいの確率で
存在していると思います？

本当の極悪人とは

犬や猫を金属バットで撲殺したり。

人間の臓器を売りさばいてニヤニヤしていたり。

人をナイフで刺殺することに何の躊躇もなかったり。

そんな事を平気で行える異常な人種のことです。

…

私はそんな本物の極悪人は

「人口の１％ぐらいしか存在していないのでは
ないかと考えています」

では、世の中の９９％の高圧的な人間は

何故、あんなにも他人を威嚇して強そうに見せるのか？

なのですが、

『他人にバカにされたくない』

『他人になめられたくない』

という心理から生まれた行動なのです。

で、

この心理をさらに深く追求すると凄く面白いのですが、

『他人にバカにされたくない』

『他人になめられたくない』

という心理から人を威圧するような態度、行動をとる。

これは要は

”私は精神的に凄く弱いです”

自分から正直に告白している行動なのだと思います。

そう。

これは動物の心理を観察していると一発で分かるわけです。

「弱い犬ほどよく吠える」

という言葉があるように

小さくて心理的に弱い犬ほど「ワンワン！」と大きな声で吠えて
周りを威嚇しようと頑張ります。

逆に

ドーベルマンや土佐犬など大型の強い犬を
イメージして欲しいのですが、

彼らは常にドシッと構えていて

あまりキャンキャンと吠えまわることもないですし、
必要のない時に他生物を威嚇することもまずないです。

…

ちなみに私が過去に、ボコボコにされて
泣きながら謝罪をすることになった
異次元クラスの武道の達人なども、

日頃は凄く穏やかで優しい態度の人が多かったです。

で

今回の一連の話を通して、

結論、あなたに何が伝えたいのかと言うと、

実は、

”凄く強そうに見えるツンツンとした態度の
高飛車系の美女ほど精神的に弱い”

ということです。

術者の視点で少し非道的に表現すると

「簡単にその弱い精神に付け込んで
心理をコントロールすることが出来る」

わけです。

そう。

ツンツンと他者を威嚇するような態度を示す女性は
本当は精神的に脆く弱いと言えます。

そして、他人と良好なコミュニケーションを
とることが不器用で下手くそなわけですから、

強そうに見える女性ほど寂しがり屋です。

そして、

寂しがり屋で独りぼっちの孤独に苛まれているからこそ

「誰か私の本当の気持ちを分かってよ。。」

と本気で悩み込んでいます。

が

そんな弱い気持ちを他人に悟らせないように
一生懸命に自分を「強そう」に見せるので、

通常は、さらに自分の周りから素晴らしい人格を持った
人間が去っていきますので、孤独感が加速します。

私は術者として、

この高圧的な人間の心理の弱みに付け込んで
彼ら、彼女らのマインドをコントロールすることが
大好きです。

何故ならフラットな心理を持っている人間に
マインドコントロールを施すよりも

精神的に弱い人間をターゲットを絞った方が

「心理操作が簡単に行えるからです」

まぁ、この辺りは正しい『マインドコントロール』の
知識を学習しないと、あまり現実味のない話だと思いますので
術者の独り言だと思って下さい。。

ツンツンとした高飛車系のあの子は実はシャイな子猫…

他人を威嚇して「怖がらせよう」と
するのが彼や彼女達の特徴

この心理を深く追求すると

要は

「本当は極度の寂しがり屋で、私の事を分かって欲しい
という気持ちが異常なほど強い子供のような心理」

という結論が導きだされました。

だから、

今回、私が「殺したい」と感じたチンピラ美容師Aの
心理のヒットポイントであった

「そのミッキーのストラップ可愛いですね」

という私が投げかけた言葉１つで
高圧的な人間が急に笑顔になり、心を開いてくれて

まるで子供のように嬉しそうに

どこに住んでいるとか。

何をすることが好きとか。

「俺はこんな事をして生活しています」

と、色々なことをバーバーと話してくれたのです。

心理のヒットポイントについては
下記の記事で一度解説しましたので、

興味がある方は読んでみて下さい。

⇒『セックス了承』を可能にする恋愛心理学的な会話術

…

いいです？

今回お話ししてきたように

”他者を威嚇しているような人間ほど精神的に弱いのです”

あなたが

「俺じゃ絶対に落としてエッチすることなんて不可能だよな」

と落胆しているような

ツンツンとした高飛車系の美女ほど

実は

『子猫のように繊細で弱い心理をしている』

ということなんです。

「恐れることなんて何もないです」

心理のヒットポイントを
たった１つでもヒットさせれば、

まるで無垢な幼女のように簡単に心を開いてくれますし、
あなたの事を本能レベルで深く必要としてくれます。

あなたも今回お話しした

『高圧的な人間の深い心理状態』

を理解して、

ツンツンとした高飛車系の美女の弱くて脆い心理に
心理のヒットポイントや洗脳会話術という心理兵器を使用して

「心の中に土足で侵入するようなアプローチ方法を覚えて下さい」

実際に少しでも

ツンツンとした高飛車系の美女に

これらの心理兵器を使ってアプローチをかけてみれば

「いかに高飛車系の美女ほど一途な性奴隷として管理しやすいか」

が実体験として分かると思います。

今回は以上です。

それでは、また次回。

カヲル

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